運動器リハビリテーション

「運動器」とは骨や関節、靭帯、筋肉、手足の神経などの身体を支えたり動かしたりする組織のことで、これらの部位に障害があったり、事故などで外傷を負うことを「運動器疾患」といいます。骨折、変形性関節症、リウマチや腰痛、頚部痛、四肢外傷や骨粗鬆症、スポーツ障害など、「運動器疾患」は日常生活や仕事、スポーツの動作を困難にし、私たちの生活の質(QOL)を低下させます。また、寝たきり状態になる人の1/4が「運動器」の疾患と言われています。私たちは患者さん一人ひとりに最適なリハビリテーション医療を提供します。

関節可動域訓練

 

※1 機械でゆっくりとした往復の可動域運動を行います。比較的痛みが少なく連続してできるので、早期に可動域が得られやすい利点があります。

筋力増強訓練

※2 パワープレートの振動は左右・前後・上下の3次元で発生します。これにより短時間で効果的に筋肉に負荷をかけます。また、筋力だけでなく、柔軟性を高めて筋肉のこわばりも改善します。

バランス訓練

立ち上がり・歩行訓練

 

持久力訓練

※3 より歩行に近い形で筋力増強と有酸素運動ができます。

応用動作訓練

物理療法

※4 超音波の刺激を利用し、深部の組織を温めることで痛み、関節可動域の改善、骨折の治癒を促進できます。