関節外来

膝関節のしくみ

 

膝関節は、3つの骨からできています。脛骨(すねの骨)の上に大腿骨(太ももの骨)が乗り、

更に大腿骨の前面には膝蓋骨(ひざのお皿)があります。

膝関節内の骨の表面は、それぞれ軟骨と呼ばれる水分の多いクッションのようなもので覆われていて

関節が滑らかに動くようにできています。

脛骨と大腿骨の間には更に半月板という柔らかい組織があり、衝撃が吸収されるようになっています。

人体の中で最も大きな関節で、歩行や階段の上り下り、立ち座りなどの日常生活動作に重要な役割をもっています。

 

痛みの原因

  • 変形性膝関節症

年齢とともに膝関節の関節軟骨がすり減って、膝の痛みと変形がくる病気です。

この病気は、男女ともに50~70歳から発症する人が多いと言われています。

  • 関節リウマチ

関節リウマチとは、関節液を分泌している滑膜(かつまく)という組織が異常に増殖し、

骨の新陳代謝のバランスを狂わせる物質を発生するために、関節内の軟骨や骨が破壊されていくという病気です。

治療方法について

関節の疾患には様々な種類があるように、その治療法にも様々なものがあります。

  • 保存的な治療方法

薬による治療・・・関節疾患の治療には、病院で処方される薬と薬局で買える薬が使われています。

運動による治療・・・関節の動きと柔軟性を保つために定期的な運動が大切です。適度な運動には、痛みを和らげ、動作を改善し、疲労を軽減する効果があると言われています。

  • 手術による治療方法

保存的な治療方法で関節の痛みを取り除くことができない多くの場合は、症状が進行している可能性があるため、外科的な手術により対応するという選択肢があります。

人工膝関節置換術

筋肉訓練や注射などの保存的な治療が効かない状態までダメージを受けてしまった膝関節は、症状が回復する可能性が低く、日常生活が制限されるほどの強い痛みを伴います。

症状の進んだ膝関節を人工膝関節に置き換える手術を、人工膝関節置換術といいます。

関節の痛みの原因となっている部分を取り除くため、他の治療法と比べると「痛みを取る」効果が大きいのが特徴です。